庭先のテラスデッキ老朽化に伴い、リフォームご依頼頂いたH様邸。
10年前新築と同時に取り付けられたそうですが、やはり木材だと強い日差しや雨風によって色の劣化や部分的な腐朽がおきます。そこで今回ご提案させて頂いたのが『合成木材』。樹脂の中にアルミの芯材を入れて強度を持たせた水に強い商品です。樹脂・・・というと少し見た目が安っぽいのでは?と思われるかもしれませんが、木材に塗装した様な感じなので大丈夫です!
【工事前~解体】
工事当日はあいにくの雨でしたが、小雨だったので決行させて頂きました。
組みあがった物を順序良くバラしていきます。
【施工】
地面に直接束を立てていましたが束石を使用して束、根太を組んでいき床貼り。根太部分も腐りにくいアルミ材です。
床板は実を突き合わせて貼っていくのですが、ここでメーカーさんのこだわりが!実をガッチリ組み合わせても(写真1枚目)水はけが良くなるように実が溝の様な形状になっており、更に穴が何か所も空いているのです(写真2枚目)。
【完成】
デッキの三方の小口部分もグルっと化粧材で囲んで完成です。今回は2日頂いての工事でした。
【プチ情報】
補足としましてデッキ材に向いている木材も当然ございます。ウリンなど南洋材と言われるもので、こちらは50年耐久や見た目も重厚感があってとてもいいです(実際とても重い木ですが)。ただしその分お値段も・・・!