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月別アーカイブ: 10月 2019
「地元がヤバイ…と思ったら読む―凡人のための地域再生入門」
この本は、実家の整理のために帰郷した瀬戸と、地元で飲食店経営に成功し事業拡大をしている同級生の佐田を軸に、若者たちが故郷のシャッター商店街の再生に挑むプロセスを小説仕立てで表現している。
これは、是非読んでみたいと思った本です。主人の地元も年々ヤバイと思うようになり、廃れていっています。地元名物もあるのにも関わらず、また美術館があるのにも関わらず…です。その地元名物のお店には、どんな時にでも長蛇の列ができているのです。でも、商店街のシャッターは閉まっています。なぜだか原因が知りたいと常々思っています。
著者は、木下 斉(きのした ひとし)さんとおっしゃいます。地域再生事業家です。
その方曰く、『地元にスーパーマンは必要ない。「よき仲間」と地道に事業継承していくことが肝要だ』とのこと。
水害直後 弁護士からの10か条
1土砂撤去で無理をしないで
2通帳や権利証を紛失しても大丈夫
3落ち着いたら、自宅の写真撮影を
4修理は決して急がず
自宅の修理は乾燥してから行う必要があります。また、災害救助法の応急修理の制度(例:半壊以上で59万5000円までの費用補助)を使うと、原則仮設住宅へ入居できません。慌てないで、全体の修理内容や費用面をしっかり検討してからにしましょう。一部だけの修理で、壊れたままの家に住むことを余儀なくされる可能性があります。
5お金を支払う前に、行政の窓口で相談を
6保険の内容を確認しよう
7敷地内の物の処分や撤去について
8収入の目処が立たないかたがたへ
9税金の減免や教育の補助など。
10必ずや生活再建はできます
ついつい周りと比較して、情報をうまく使えている人ほど前に進んでいるように見えてしまうといったことが被災地では起こるそうです。規模は違いますが昨年の関西台風の時も大変でした。今ようやく徐々に足場の確保と職人の確保ができてきて、その工事を始めさせていただいるような状況です。本当にお待たせして申し訳ない気持ちでいっぱいです。この10か条は、明日は我が身としっかり心にとめておく必要があるように思いましたので、引用させていただきました。
iDeCo
最近流行りのように、iDeCo(確定拠出年金)という文字を目にされる方が増えているかと思います。実際、私も無理のない範囲でしています。これは、全額控除になるので、ご家庭の家計にあわせてされるのはとてもいいことだと思っています。なので、友人にも勧めることが多いです。
実際に、住民税が安くなり、勧めてくれてありがとう、と言われたケースもあります。
ですが、最近iDeCoを「良い制度」という勧めを信じ込み、家計状況を試みずにやめにくい支出を作ってしまう方が多いようです。これは、一旦払い込みを始めると60歳まで資金を引き出すことができません。人生何があるかわからないからこそ、無理のない範囲でこれは出せるという金額の掛け金で積立していくことが大切となっています。
老後資金についての不安を植え付けられているのも大きな要因ですが、ご自身で「情報」とそれを「自分の場合には」と判断する力を養っていかねばならないと思います。