この本は、実家の整理のために帰郷した瀬戸と、地元で飲食店経営に成功し事業拡大をしている同級生の佐田を軸に、若者たちが故郷のシャッター商店街の再生に挑むプロセスを小説仕立てで表現している。
これは、是非読んでみたいと思った本です。主人の地元も年々ヤバイと思うようになり、廃れていっています。地元名物もあるのにも関わらず、また美術館があるのにも関わらず…です。その地元名物のお店には、どんな時にでも長蛇の列ができているのです。でも、商店街のシャッターは閉まっています。なぜだか原因が知りたいと常々思っています。
著者は、木下 斉(きのした ひとし)さんとおっしゃいます。地域再生事業家です。
その方曰く、『地元にスーパーマンは必要ない。「よき仲間」と地道に事業継承していくことが肝要だ』とのこと。