祖父の話

2010年07月27日

昨日、とあるお客様が耐震工事をお願いしたいとの事で、工務店の専務様と一緒に現場へ行ってまいりました。
会社から歩いて3分位の現場ですので、車を当社にとめていただき歩いて向かい、現場にたどり着くと40年近い木造住宅を丁寧に使用されておられる現場でした。
「いつ倒れてもおかしくないし、別に倒れてもいいんやけどなぁ・・・」
と言われながらも、お打合せの際は真剣に工務店様のお話に耳を傾けられておられました。熱心さが伝わってきて
「同じように悩まれているユーザー様も沢山いらっしゃるのだろうなぁ・・・」
と感じました。
それで、打合せが終わった際に私の祖父の話になり、以前銀行が主催する会合で一緒に行動されておられたそうです。
「とにかく体の柔らかい人だったし、お酒をつぐのが上手やったわ~あの人は凄い人やったで!!!」
他界して14年が経過しているのですが、今でもその方の脳裏に焼き付いている思い出をお持ちだった事に、ご縁を感じてしまいました。
その場を上手くしのいで良く見られる事は、計画とちょっとした気配りで可能だと思います。ただ、人の感性で「この人は!!!」と思われるには、生まれつき持っている「天性の才能」が相手の心に響くのでしょうね。
私にはその才能は残念ながら無いような気がしますが、同じ血を受け継いでいるのですから、少しでも近づけるように努力していきたいと思いました。人の心に残る活動・・・気持ちを引き締め、実践していきます!


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