歴史

2010年10月21日

私の小学生時代に「日本の歴史」という漫画があり、誕生日に購入してもらいずっと熱心に読んでいた事を思い出したのは、中学生になる甥が同じ本を持っていたので、1冊ずつ借りる事になった事がきっかけです。
もちろん、マンガの方が文章で読むよりサッと頭に入ってきますので、昔を懐かしく思いながら読み返すのですが、昨日たまたまテレビをつけると、「上杉謙信」の特集をしていて、グッとはまってしまいました。
人には歴史がありますが、歴史から学べる事は沢山ありますし、普段色々と悩んでいる事のほとんどは歴史の中に答えがあるような気がします。以前「過去」を知る事が大切!とお話した事もありましたが、自分が気になる人からどんな生き方をされてきたのかを学ぶ事で、参考になる事は山のようにあるのでしょうね。
謙信の49歳で亡くなられるまでの秘話を見ていて今の自分と重なった所は、「人の為に戦をする」と掲げて戦いを繰り返しても上手く領土を広げられない事に悩み、出家を決意した時に気付かれた事でした。
自身の評価を問われた時に「不識」、つまり自身は「無」だという事を知られたのです。
人は誰でも評価されたいですし、もちろん自尊心がはたらき自身を良く思いがちです。でも私自身が様々な経験をさせてもらっているこの世の中で、自分が全て正しいと思う事は間違っていると思うのです。
人からどう思われる事を気にせずとも、人の役に立ちたい!という想いと行動が伴っていれば、周りの方は力を貸してくださるはずです。「ええかっこ」せずとも素敵な人になれるはずです。その事ばかり気にしているのは時間の無駄であり、目の前の現実に立ち向かっていく姿勢が大切だと思います。
お客様への訪問活動の中で、自身があるべき姿勢を考えるより、歴史上の先輩から学ぶべきであり、今週末でも図書館へ伺い、「読書の秋」を満喫しようと思っております。まずは「日本の歴史」から戦国時代の登場人物を読み返すと思いますが・・・
少し固い話になりましたが、今日は久しぶりの雨模様です。しっかり足元を見つめて今日も一日を楽しみます。


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