実態

2012年02月25日

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昨日は朝から一日大学生に戻らせていただきました。全日本木材市場連盟が主催する「木材アドバイザー」の資格取得の為、今日まで京都大学で講義を受け勉強しております。
昨年の11月末にこの講習会を案内いただいた時、材木屋であるからにはもっと木材と向き合い、知識を深めるべきだと考えていました。環境保全の為に有効活用出来る資源である事は間違いありませんが、どんな形でお客様にご提案をして、ご採用いただくのか、基本的性質を理解した上で、木材を取り扱う必要があると思うのです。
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朝から有名な大学教授のお話を伺っていくと、自身の見識不足さ、林業が益々衰退している実態を知りました。木材を取り扱いながらも、木の本質や特性を知らずに、加工された商品として販売し続けていますので、もっとやるべき事がある事を認識する事が出来ました。
一人で出来る事は限られています。お客様や工務店様にこの実態をご理解いただき、何十年とかけて育った木を活かし、住生活を快適にしてくれる特性が多くの生活者に受け入れられ、その「労」を価値として対価をいただく仕組みを業界全体で取り組み、林業が守られていく事を切に願います。
今日も多くの学びをいただけるはずです。この機会を与えてもらった当社スタッフに感謝し、今日も朝から頑張ります!
明日はブログをお休みいただきますので、皆様良い週末をお過ごしください。


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