2016年住宅政策の流れ⑦ ~リフォーム版長期優良住宅~

2016年02月09日

おはようございます!今日は「リフォーム版長期優良住宅」についてお話ししていきます。

 

「長期優良住宅」とは、簡単に言えば、長期にわたり住宅を良好な状態で長持ちさせるために必要な基準を設けておき、その基準をクリアしたもので、平成21年(2009年)6月に施行された「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」に基づいています。

 

そのリフォーム版である「リフォーム版長期優良住宅認定制度」が2016年4月に始まる予定です。

 

認定の手続きは新築版と同じく、住宅性能表示制度を引用し、中古住宅を購入する際、性能表示された住宅であれば、安心して購入を検討する事が出来るメリットがあります。

 

リフォーム前の中古住宅を購入し、「リフォーム版長期優良住宅」の性能を満たすリフォーム工事に対し、補助金の申請も可能となり、今年は昨年の3倍相当の概算要求が提出されています。この仕組みが普及すれば、安心して中古住宅が購入出来ることになりますので、とてもありがたい制度です。

 

購入物件の築年数ですが、耐震基準が改正された1981年(昭和56年)以降の物件が良いでしょう。以前の建物であれば、耐震工事が必要となりますので、工事範囲も金額も変わってきますので、ご注意くださいね。

 

明日は「電力自由化」についてお話ししていきます。

 

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※本文は、私が愛読している新建新聞社発行「2016年度版 住宅産業大予測」を参考図書とし、所見をまじえながらお話ししております。政策等は概要までに留めておりますので、補助金の活用等を検討される場合は、弊社まで直接ご相談くださいませ。

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