2016年住宅政策の流れ⑥ ~ZEHの方向性~ 

2016年02月08日

おはようございます。今日も新しい1週間の始まりを迎えられて嬉しいです。今日も昨日に引き続き「ゼロエネルギー住宅(以下 ZEH と記載)」についてふれていきたいと思います。

 

経済産業省はこれまで、ZEH普及に向けた政策を打ち出してきました。それが「ZEHの建築を支援する補助金制度」です。

 

前回は一戸あたり130万円の補助がついておりましたが、2016年度予算では金額が少なるなると予想されております。ただ、別枠として蓄電池が補助対象に加わり、蓄電部分は建物本体とは別に補助する方針だと言われております。

 

また、各地方自治体独自の環境対策として、ZEHに補助金を上乗せして出しているケースもありますが、今後は2020年までに新築戸建住宅の過半をZEHにしていくという流れになるでしょうね。

 

先般、断熱性能の高い住宅は低血圧に貢献するというデータが新聞で発表されていました。従来の住宅であれば、冬場エアコンをつけているリビングと廊下などの温度差が激しく、その温度差による血管の収縮で身体に悪影響を与えてしまい、特にお風呂場での事故は交通事故よりも多く発生していると言われております。

 

床の段差解消(バリアフリー)だけでなく、「温度のバリアフリー」を実現できることもZEHの良い点でもあるので、快適に過ごせる住空間を当社としても提案していきたいと思っております。

 

明日は「リフォーム版長期優良住宅」についてお話ししていきます。

 

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※本文は、私が愛読している新建新聞社発行「2016年度版 住宅産業大予測」を参考図書とし、所見をまじえながらお話ししております。政策等は概要までに留めておりますので、補助金の活用等を検討される場合は、弊社まで直接ご相談くださいませ。

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