陸上

2012年05月17日

先週の土曜日、20年前に卒業した高校の同窓会があり、久しぶりに多くの仲間と出会いました。
私の母校は中高一貫の全寮制でしたので、「同じ釜の飯を食べた」仲間なのですが、これだけ時が経っても、昔話になると色々な思い出が込み上げてきて、何も気遣う事もなく、夜遅くまで楽しい時間を過ごさせてもらいました。学生時分は自由がなかったので、何故にこの環境で過ごさねばならぬのか?と悩んだ時期もありましたが、同窓会で初めて良い経験が出来たお陰で、時が経った今でもこうして仲間と打ち解け合える喜びを感じました。
同窓会に行く前に昔のアルバムを見てみようと、実家から見つかったアルバムを開いてみると、私は中学時代「陸上部」だったのですが、特にこの種目をやりたい!って思って入部したのではなく、
「走るのであれば、誰でも出来るよなぁ…」
という安易な気持ちで入部して、悔しい経験をした事を思い出しました。それは、長居陸上競技場がある公園で駅伝大会があり、私はアンカーを任されて、前を走るランナーに追いついたのですが、ゴール目前の接戦で負けてしまい、目の前で勝者が部員に抱きかかえられた姿をじっと見ていたのです。
私はあれから様々な理由をつけて、走る競技に参加することはありませんが、昨日営業に伺った際、尊敬する得意先の経理スタッフの方が今週末に赤穂のウルトラマラソンに参加される事を伺い、私も走る事で昔の経験をプラスに活かしたいと思えるようになりました。
それでも目標がなければ前には進みませんので、先行して大阪マラソンにエントリーをしていて、走れる事がわかり次第、計画を立て実行に移していく予定です。私の周りでもマラソン経験者は多くいらっしゃいますし、水泳部の後輩が大阪女子マラソンに出た時の感動も忘れられず、今でも新聞に掲載された完走時間を机の掲示板に貼っています。
どんな経験でも無駄な事ってないんですね。全てはつながっているようにも思えます。


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