趣味

2010年10月13日

昨日、関西電力からの小冊子が家に届いていたのでチラッと見させてもらったら、中尾彬さんが特集されておりました。バラエティー番組によく出られているイメージが強いのですが、昔絵画をする為に美大からパリへ渡られたそうです。今は沖縄に施設を構えて、自作品を展示されている事も知りました。
しかも、夫婦間の仲が良く、食事も奥様が手書きでメニューを書かれるそうで、その食事にあったお酒を楽しまれている事も知りました。
今まで抱いていたイメージはゴロっと変わりましたね。人は自分の経験で人を判断しがちなところがありますが、そういう事実を知ると、日常的に
「あの人は○○だなぁ・・・」
と思っている事が無駄に思えて仕方ありません。そのコラムの最後に中尾さんが
「人には遊が必要で、仕事を定年退職してから趣味を始めるのでは遅い。一日30分でもいいから自分の趣味の時間を持った方が良い」
本当にそうだと思います。その証拠に、昨日工務店社長とお話していたら
「忙しい時こそ、遊ぶべきやで!」
と心なごましてくださったり、私が尊敬している工務店の現場監督は
「現場は真剣に考えすぎたら自分がつぶれてしまうので、周りの協力を得ながら柔軟に対応していくと上手く納まるものだよ」
と、いつも穏やかに仕事を進められておられます。その方はどんな時でも冷静で、人間関係を築くまでは凄く時間がかかりましたが、私達の事を信頼してくれて、どんな事でも上手く立ち回ってくださいます。
昨日の夕方には、現場に出続けている工務店社長が来店してくださり当社在庫品のバタ角材(曲がりすぎていて、現場では使えそうにない材木の事)を買ってくださって、冗談で
「私のような曲がった材料を買ってもらって、ありがとうございます!」
とお伝えしたら
「ハハッ、だいぶ真直ぐすぎるんじゃない?」
と言われてしまいました。その方はあまり喋られる方ではありませんが、ズバッと言われる一言がおもいんです。
色々な経験を通じて、人の言葉はスーッと入ってくるものです。人は素直な気持ち、誠実な行動が一番だと常日頃思っていますが、「趣味」の部分でも何かを始めようと考えさせられた出来事でした。


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