私の先祖の起源は徳島県阿南市那賀川町中島です。当社が昨日仕入れた杉の床材が、地元の製材所から出荷された商品だったのでとても嬉しくなりました。
木材は自然の恵みが与えてくれた産物であり、地域によってもそれぞれの特性がありますが、育つまでの過程・手間は同様にかかります。工業製品は人や機械の手によって、同じ商品を創り出すことは可能ですが、木材は色や木目がそれぞれ異なり、その風合いをどう活用するかが私達に問われていると思うのです。
どこで育った材料でも、愛着を持ってお届けしたいですし、現場でお客様と一緒に商品を開梱する場面から楽しんで、どこにどう使用するかを決定したり出来れば、使われる木材も喜ぶはずですよね。私は今まで木材を商品として販売する過程しか味わっていなかったので、国産材の普及が注目されていることがきっかけとなり、お客様との対話を楽しめるようになりつつあります。
多くのお客様に木材の良さを知ってもらう活動をこれからも続けていく想いです。今日は雨模様ですが、気持ちは晴れやかに活動していきます!