昨日、前の職場の近所で会合があったので、隣の駐車場に車を入れようとしたら、解体されているのを見て驚いてしまいました。
元々、ショールームがあった場所でもあり、私にとっては妻との出会いもあって思い出の地なのですが、少し淋しいような感覚です。でも、丁寧に解体されようとしているのを見て、今まで当たり前と思っていたことも、こうして役目を終える時もある訳ですよね。
会社近所でも盛んに建物が解体されていて、しかもその方法がかなり雑で、道路を汚す、休日でも関係なく作業する、分別はしている様子もなく、近隣の住人は言葉にせずとも嫌な思いをされているのを胸に秘めているはずです。
しかも、解体する建物に思い入れを持った人もいらっしゃいます。また、解体の様子を知らずに新しく入って着た住人には何の罪もないのに、最初は嫌な顔をされてしまうケースもあるでしょう。そんな先のことを見越して、作業に取りかかる業者になれるよう、日々の自分を改めなければなりません。
変わらないように見えている景色でも、少しずつ変化している世の中です。私も木のように年輪を重ねて変化を続けています。多くの良い栄養素を吸収すると共に、周りの環境も自身の手で整備しながら、成長できる土台作りが今の課題なので、小さなことからコツコツと実践していきたいと思います。