解体中の現場にて

2006年02月16日

朝、私が尊敬している工務店社長にお会いして、ゆっくりとお話をさせていただきました。今かかっている現場が商店街の中で、搬入の問題、時間の問題、隣接する商店との問題等あらゆる事が重なって、かなり精神的な苦痛を味わう事になっているそうです。朝早くの対応、夕方からの解体、狭い通路からの搬出等、降りかかる問題が多いとの事です。でも、「考えても仕方がない。当初は胃が痛くなるときもあったけど、最近慣れてきて段々と強くなってきたよ。」とさわやかにおっしゃられていました。「人は日々変化するものだ。1年で体内の細胞も90%は生まれ変わっている。1年前の髪の毛は生え変わっているのと同じこと。しかし体が常にあるから、朝起きて今日の自分は昨日と違うと思いにくい。」と養老孝司東大名誉教授が言っておられたが、私たちは想い方によって変わることができる、その通りです。その事を強く感じさせてくれた社長に感謝です。


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