久しぶりに現場へ配達に向かいました。鉄骨の現場ですが、ユニックを使えるほど道は広いのですが、電線が多すぎて吊り上げる事が出来ないとの事で、現場から
「誰か一人来て欲しい!!!」
と要望を受け、私が行ったんです。
現場に到着すると
「あれ、社長が来られたんですか?・・・・・・」
ちょっとテンションダウンな様子で私を迎え入れてくれました。最近現場への納品業務は遠ざかっていたので、そう言われても仕方ありませんよね。私は3階に上って、屋根の下地ベニヤ、外部の柱・間柱を引き上げる役目につきました。
そんな炎天下でもないのに上から汗攻撃をスタッフにしていたので、ちょっといい迷惑だったのかもしれませんね。屈伸運動もずっとしているので、脚もパンパンに張ってきて、最初は
「うぉっしゃ、カモーン!!」(口にはしていませんが、そんな気持ちで)
と思っていたのですが、時間が経過すると
「まだかな・・・まだまだっぽいな。」
と思いだすようになったのは、まだまだ気合が足りない証拠です。
その中でも当社スタッフが
「社長、屋根下地と壁下地を大工さんがわかりやすいように分けたいので、こぶし一個分くらい次の材料からあけてくださいね。」
とわざわざ3階に上がってきて、その指示をしてくれました。ありがたかったですね。と思った気持ちと同時に
「現場の人の事を思いながら仕事をしてくれているんやぁ・・・」
と嬉しい気持ちでいっぱいになりました。現場人からみると当たり前かもしれませんが、その事をきちんと出来ている当社スタッフに改めて感謝させてもらった瞬間でした。