至誠

2012年10月02日

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昨日の晩、6月にマンションリフォームの工事を請負させていただいたお客様へ、3か月点検ということで夕食前にお伺いしておりました。
和室を洋室に変更して大きなリビングを作らせていただいたのですが、家具を置かれているのを初めて見させていただき、部屋の色調に合わせて、とてもシンプルにまとめられておられました。
椅子に座っておりますと、和室部分の敷居の小口が見えている箇所があり、色を塗って補修出来ていなかった事と、床材が傷む箇所を補修する方法を聞いて下さった位で、とても喜んでおられました。
「お客様は神様です!」
という言葉も流行りましたが、良い事も言いにくい事も素直に教えて下さるお客様は、私にとって「神様」的存在です。そんなお客様の為に、誠意を持って対応していれば、必ず何かのヒントをいただけるものと信じております。
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そう思っていた矢先に、海沿いにある輸入家具店で購入したまな板が割れてしまって、新調したいとご用命いただき、桧のまな板を3枚と玄関部の追加工事をご注文いただく事が出来ました。
お時間をいただき、帰る時間を見れば夕食時を遥かに超えていたにも関わらず、私の為に1時間30分程もお時間をとっていただき、お土産まで持たせて下さった行為に対し、仕事できっちりお返ししたいと思っております。
「至誠にして動かざるものは未だこれあらざるなり」
吉田松陰先生のお言葉です。お客様に喜んでいただく為、私の活動が何処まで通用するのか、とことん至誠を追及していこうと思っております。


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