自負

2011年04月15日

今朝、電車を降りますと、当社事務所の改装工事の際に工務店棟梁のお手伝いをされておられた大工さんとバッタリ出会いました。その方は年初に「椎間板ヘルニア」と診断され、手術されたお話はお伺いしていたのですが、やはりまだ完治されていない状況で、表情に痛みが現れていたのが印象的でした。
「いや~腰は想定外でした。これからどうなるかもわからないので、正直不安ですが、会社が仕事をしなさいと言われ続けているので、休むわけにもいかないんですよ・・・」
というお話でした。私には納得できない内容でしたが、
「また会社に寄らせていただきますので、お願いします」
のお声に励まされました。身を削り仕事を続けるのは、生活がかかっているためだとはわかっているのですが、会社側が健康状態に配慮して、完治に近づくまで仕事の振り方を考えたりすべきかとは思うのですが、何故その判断をされないのかが不思議でなりません。
当社スタッフも今腰痛と闘い、毎週ブロック注射をうつ為に通院しているのですが、材料配達は行かないように指示をして、内勤と営業で上手く立ち回って欲しいともお伝えしております。先週は丸1週間自宅で安静にしていただき、電話だけ持ってもらい「テレワーク」をしていただきました。
働き方は工夫できる時代です。経営者には、今何が必要で、何を大切にすべきなのかを常日頃から問い続ける事が求められているように思います。社員の幸せを本当に願うのであれば・・・
今日は朝から事務所に座り、スタッフの皆さんの明るい笑顔を見るだけでホッとしています。明日、ライバル会社の現場見学会へ視察へ行くのですが、スタッフが
「作業着を裏返しに着ていけば、ばれませんよ(笑)!」
と言われて、皆で笑っておりました。朝から笑いが絶えない会社・・・私達の会社は良い会社になりつつあると「自負」をしております。皆で協力して、明るい未来に向かって走り続けたいです。


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