自論

2013年09月18日

20130918-062411.jpg

昨日は一日中、トイレ改装現場の監理業務をこなしておりました。夕方前に無事に終わったのですが、床材の張替え時に下地の状況がわからなかったので、現場での判断が問われる機会もあり、勉強になることばかりでとても充実しておりました。

写真は床材を貼る前の状況です。縦の角材は既存のもので、上側横の短い角材と、中心部分の補強用の角材を新たに施工いたしました。

リフォームの場合、お客様に下地の状況等を見ていただける機会が多くありますので、とても良いと思います。床下からの湿気も上がっておらず、土台の状況も良かったのですが、床を支える木材の補強が少し足りないと判断し、同じ45ミリ角の材料でしっかり固定しましたところ、

「身体がしっかりした義理の息子が乗っても大丈夫ね!」

と大変喜んでくださいました。2時30分には大工工事が終わり、お客様からお茶菓子をいただきながら、世間話をしていた時に思った事があります。

それは、「自論(持論)を相手に押し付けない」ということです。

お客様が話かけてくださる事は本当にありがたいことです。身の上話や台風時のお話など、色々と聴かせて下さったのですが、大工さんとは初めての面識でしたので、お客様は気をつかってくださったのだと思います。ただ、大工さんがその話を遮って話し込んだり、自論をお客様に聞かせておられた時に、自分の中で違和感を感じたので、水道屋さんに現場を任せ、大工さんと一緒にパッと現場を離れました。

大工さんに私とお客様との経緯を説明していない私が悪いのですが、振り返ってみますと、私自身もブログで一方的な自論を語りかけていないか、反省すべきだと感じたのです。

持論(自分の論理を持つ)があるのは大切なことですが、相手との調和をはかりながら、必要な時に意見をお伝えする姿勢が大切だと思いました。

今後は様々な方の意見を聴く機会を多く設けながらも、持論をぶれずに持ち続けられるような活動を心掛けたいと思っております。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA


このページのTOPへ