経験

2011年10月06日

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私は恥ずかしながら、木材の表面を加工するモルダー加工機を使った事がありませんでしたが、昨日男性社員が皆配達に出かけていて、御客様が
「加工させてちょうだい!」
とご来店されましたので、私が出来ない事を説明して、御客様に教えてもらいながら作業を見ておりました。
木材の表面が劣化していても削れば綺麗になり、木の香りも甦ります。木触りも良く、再生可能な資材としてこれから木材がドンドン注目される事は間違いない事実だと信じておりますし、当社としても木の良さを様々な形でお伝えしていく責任感を改めて感じる事が出来ました。
でも、私自身が加工機を使えないとなると御客様にも申し訳ないですし、代表としては恥ずかしい事であると感じ、スタッフが帰ってきてから加工機の使い方について教わっていたのがこの写真です。やってみると意外と簡単で、加工する事を楽しんでいる自分に気付き始めました。自身が本業としている商売で有りながら、実態を知らない事は誠に恥ずかしい限りです。
私は今、娘からとある注文をいただき、木材を使って商品を製作をしております。それを昨日、雨の中持って帰らせてもらったところ、とても喜んでくれて、夜の9時頃から少し金槌を使って釘を打つ練習も兼ねながら、完成した時の形を説明しておりました。
やはり、メーカーが製作した商品の特徴を理解し、販売する事も大切ですが、私達が製作した商品を手に取ったユーザーが喜んでくれる姿を直接見られるのは、最高の喜びです。そして、娘から新しいヒントをもらう事も出来て、どこにヒントが転がっているのかもわからない事も教えてもらいました。
「この商品なら生活改善出来る要素がある」
と気付かせてもらった事を多くの方に知ってもらう為の活動に、これからも全力投球していく所存です。


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