東寺

2011年12月01日

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昨日は朝一番から京都駅前にある病院の改装工事現場へ、スタッフと共に材料搬入の為に向かっておりますと、木造建築としては日本一の高さを誇る五重塔が目に入ってきたので、パッと撮影させていただきました。
ちょうどメンテナンスの時期なのでしょうね。外周回りに足場を組んで補修されている様子でした。世界遺産に登録されている木造建築物は日本に沢山ありますが、永年持たす為には計画的な維持管理が必要である事は言わずと知れた事ですよね。
でも住宅になると、建物を維持管理をする為の計画をお客様に提示されている会社はまだまだ少ない状況でしたので、「長期優良住宅」仕様の中でも、維持管理しやすいように家暦情報を残す必要性がうたわれているのだと思いますし、作り手側がメンテナンスの重要性を訴えていける環境になりました。
住宅の価値を維持する事も大切ですが、愛着を持ちながら家族の状況により住まいを変化させていくことも楽しいものです。私の自宅も12月に入り、クリスマススタイルに変化しつつあります。見ているだけで気持ちが高揚し、良い年を迎えられる様に準備を始めるきっかけにもなります。
京都、奈良には歴史ある建築物が沢山あり、大阪にいればすぐにでも伺える距離なので、伝統に学ぶ姿勢も大切にしていきたいものです。


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