おはようございます。今朝は昨日の天気と一転して、寒さが厳しいながらも、さわやかな日差しを浴びて気持ちよく仕事に取り組めております。いつもありがとうございます。
今日も、家づくりの考え方について、私の想いを語らせていただきたいと思います。
昨日、20年前の阪神淡路大震災を経験された女性から、当時のお話を伺う機会をいただきました。
私はその頃、関東で学生生活を送っておりましたので、震災の日、学校から呼び出されて家族の安否を確認するようにと指示を受け、電話をかけたのですが、当時は携帯電話も普及していなかった頃でしたし、中々電話がつながりにくかったことを覚えています。
その女性は、住宅が半壊となり、特に2階の損傷がひどかったのですが、地震があった時間は、その2階で熟睡していた時だったそうです。
間仕切り壁の倒れ方が奇跡的にベットの方向へ向かわなかったお蔭で、大きなケガもなく、何とか回避できたそうですが、その時の音が今でも耳に残っておられるそうです。
今の新築住宅であれば、国が定めた耐震基準で建築されておりますので、倒壊は防げるかもしれませんが、基礎が欠落する、道路が寸断する等、建物以外の要因により、命に係わる危険性はどこにでもついてくるものです。全員が家にいる時間とも限りませんし、昨日の福岡における道路陥没の事故においても、予想できない不測の事態でしたよね。
ですので、私達は家族で災害時における活動の方法、どのように連絡を取り合うのか等を、しっかり打合せする機会を今週末に設けようと昨日、話し合いました。ちょうど、娘の学校の宿題になっていたので、これを機に前向きな話し合いが出来ればと思っています。
家づくりの考え方も大切ですが、まずは命とどう向き合うか?家族や会社等でもしっかり話し合う必要性を感じております。皆さまも是非に実践していただきたいです。
今日は風が冷たくて、冬の陽気になりそうですね。寒さ対策を万全にして、今日も元気に頑張りましょう!