昨日は少し落ち着いた一日でした。商品配達の応援をしながらも、スタッフとゆっくりお話合いが出来たことで、今後の方向性について確認し合えましたし、東京で活躍されておられる同志の社長からお電話をいただき、近いうちに埼玉の木材店社長と3人で会うお誘いをいただき、遠方から気にかけて頂ける喜びを感じておりました。
写真は一昨日の昼からキッチン上の壊れた蝶番を取り替えた時の写真です。メーカーが倒産して部品供給が出来なくなり、お困りになられていたお客様のご要望を伺い、以前紹介させていただいた家具屋さんに部材を調達してもらったものを、現場で取り付けてきました。
実は私が思っていた程簡単ではなく、開閉がスムーズになるようにする調整の難しさと、ワンタッチで簡単に付けられる蝶番はどうしても支えている軸の部分が弱いので、台座部分と固定させるものを選びましたが、キッチンに上がっての作業でL字部分でしたので、箱の中に体を入れ込んでの作業の難しさを知る事が出来ました。
一から仕上げる新築住宅も大変ですが、仕上がっている状態からのリフォームや修繕工事は細部に渡る気遣いが必要です。私自身が気遣いの出来る人間になるためにも、このような現場経験を積み重ねることで、大きな力に変わっていくように思います。
お客様からは作業時間が予定よりも超過したにも関わらず、作業の大変さをご理解いただけた上、しっかりした蝶番の取り付け具合と閉めごこちを確認して、早々に費用をいただけました。途中うまく調整が出来ず、気持ちが凹みそうになりましたが、気に入ってもらえて良かったです。
自身の生き方を探究しておりますと、目の前にある仕事にしっかりと向き合い、1歩ずつ前進して行くのが私の生き方なのかもしれません。自分の不器用さも知っているのですが、だから何もしないでいるのでは、成長も出来るはずがありません。昨日も会社前でリフォームさせていただいたお客様に近寄って挨拶をしておりましたら、
「私の友達で自宅をリフォームして欲しいみたいで、明日家に来るけれど、社長に案内してくれる??」
と声をかけてくださいました。営業せずとも施工現場で打合せが出来るなんて、嬉しい気持ちでいっぱいです。今日は朝からずっと予定が詰まっていますが、慌てないようにゆとりを持って活動したいと思っております。