昨日はリフォーム進行中のお客様が家電ショップでエアコンと冷蔵庫を購入され、現地に搬入する場面に立ち会わせていただきました。最新式の家電を見るのが好きな私にとっても、勉強になる良い機会だと楽しみにしておりました。
エアコンの設置については特に問題なく終えたのですが、冷蔵庫は130キロ近くある商品であると共に、搬入経路を確保するのが難しく、玄関ドア、内装ドア、キッチン入口の養生と私が対応すべきことが沢山あって、搬入業者様に
「この状況ではギリギリ入るかどうかですので、キッチン側に傷が入らないようにしていただかないと、私達では責任が持てません」
と宣告され、急な問いかけに心拍数がグンと上がってしまいました。丁寧に施工してきたのに、ここで傷をつけてしまったらどうしよう?もし入らなかったら問題だと様々な不安が頭をよぎったのです。
リビングまでは何とか搬入出来て、いざキッチンへという時に、冷蔵庫の持ち手が少し出っ張っていて強引に押し込もうとしている業者様に
「下部の引き出しを全て外して搬入して下さい」
とお願いして、何とか納める事が出来ました。持ち上げてくることに必死で、何とか納めようとしている業者様に対し、冷静な判断が出来たのは、お客様の想い、協力業者様への想いを現場で体験してきたからこそだと思います。お客様は私がいるので安心だとおっしゃって下さっていたので、少しは貢献出来たと思えたと同時に無事に納まった時の安堵感は凄かったです。
過ごしやすい間取りを考えることと同時に、お持ちの家具や購入されようとしている家電寸法をきっちりと把握しておくことも、現場を管理する人間としては必要な確認事項です。現場を経験するおかげ様でスキルがドンドン向上出来ることを喜びに変えて、今日も元気に走り回ります(^^)