性能向上リフォームのポイント ~床下湿気対策~

2016年10月12日

おはようございます。朝晩が一段と寒さを増してきた今日この頃ですが、洋服の着回しを愉しんでおられる方には良い季節となりましたね。私は通勤時の洋服もワンパターン化して、服選びで悩む機会を少なくしているのですが、元々ファッションにはとても興味がありますので、休日で出かける際には、思いっきりおしゃれをして外に繰り出したいです!

 

今日は性能向上リフォームのポイントである『床下の湿気対策』についてお話ししていきますね。

 

基礎補修前

 

この写真は今年7月に耐震工事を実施した現場の基礎写真です。床下は土の為、湿気がこもっている状態で、基礎の立上りのみコンクリートでしたが、写真のようにヒビが入っている状態でした。

 

基礎補修中

 

そのまま放置している状態では、土台を支えている基礎が壊れる可能性がありますので、特殊なコーティング剤(エポキシ樹脂 2液混合型)を塗布した上で

 

基礎フィルム貼

 

特殊フィルム(アラミド繊維)を張って破損を防ぐ処理を行いました。

 

ただ、この事例は応急処置的な対応となりますので、本来であれば、床をめくるような大規模リフォーム工事の際に、床部分にコンクリートを打設して、木製束も鋼製束に変更するなど、湿気対策を万全に施している方がベターであることは間違いありません。

 

ただ、事例の現場のお客様は住みながらの耐震工事でしたので、出来る範囲で必要最低限の処置を行いました。築40年以上が経過している基礎はかなり傷みが激しいと思いますので、築年数が経過している住宅をお持ちの方、今から既存戸建住宅を購入される方は気をつけていただきたいと思います。

 

しばらくは木造のリフォーム工事に対する性能向上リフォームのポイントが続きますが、明日は『構造の補強』についてお話ししていきますね。今日も明るく元気よく頑張りましょう!!

 

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