おはようございます。昨日の日中はしっかり雨が降っておりましたが、夕方からは天候も落ち着いてくれました。ただ、明日には近畿地方に台風が接近してくるみたいですので、気をつけたいものです。
今日からは既存住宅における現実的な『性能向上リフォームのポイント』についてお話ししていきます。
日本の建物ストック、特に既存住宅には問題が多く発生しております。一番多いのが『雨漏り』ですが、壁内に断熱材が入っていないため、寒さや結露と向き合わなければならない現実があったりします。
確かに、私達がリフォームに着手して解体を始めますと、驚くようなことが沢山あります。
例えば、壁をめくってみると、断熱材の代わりにゴミが敷き詰められていたり、フロアにボンドが塗られておらず、簡単にめくれたり等、『施工不良』といわれるケースが多く見受けられます。実際、私が社会に出始めたころ、施工現場に足を運んでみますと、素人の私が見ても
『この施工方法で大丈夫なの?』
と思うような工事を手掛けられている工務店がいらっしゃいました。快適な暮らしの為、リフォームをご決断され、工事に着手されるわけですから、チェックすべきポイントを抑えていただき、性能向上出来る要素も上手く取り入れてもらえると良いですよね~
もちろん、決められた予算もありますので、全ての分野において上限なく性能をフルに向上させることは難しいかと思われますが、建物によって劣化原因や状況が異なりますので、解体してみてわかることも多くあり、対処が難しいことも現実です。
このブログを通じて、様々な状況下における性能向上リフォームの手法をお伝えし、皆さまの参考にしていただければ嬉しく思いますので、丁寧にお伝えしていきたいと思います。
今日も明るく笑顔で頑張っていきましょう!