おはようございます。今日は朝早くから神戸までスタッフが配達に出てくれていて、留守番をしながらブログの更新をしております。朝が早い性格には慣れましたが、朝は頭も体もスッキリしていますし、電話などをお受けする仕事も少ないので、作業がとても捗りますね。ありがたいです!
今日は既存住宅の断熱性能を向上させるポイントの一つ、『天井・床断熱』についてお話ししていきます。
木造住宅において、築20~30年前ですと、天井上の小屋裏には性能の低い50㍉のグラスウールが入っている程度で、床においても根太の間に20ミリ~25ミリのポリエチレン系断熱材が敷いている程度だと思います。もちろん、断熱材がないよりかは良いですが、断熱効果には期待できる施工ではないんです。
まして、施工精度が良い事例も少ないので、天井や床下に潜った時、空気の流れを感じることが出来ます。(換気という点では良いのかもしれませんが・・・)
そこで先般、床・壁・天井の下地材にある隙間をグラスウールで埋めてしまう『気流止め』という工法をお奨めいたしましたが、その上で、天井と床下の断熱性能を向上させる素材に交換すると、より断熱性能が向上いたします。
具体的には、天井には施工性の良さと隙間を埋めるという意味でも『ブローイング工法』(天井裏に断熱素材を降り積もらせる方法)、床は性能が高く、厚みのある断熱材に交換することがお奨めです。ただし、天井も床下も作業者が入れる状況かどうかが問題となりますが、大抵は大丈夫かと思います。
これから益々寒さが厳しくなる季節、断熱性能が向上すれば、暮らしやすさも向上いたしますので、是非参考になさってくださいませ~
今週末もアッという間に週末を迎えました。明日、明後日はブログをお休みさせていただき、次回の更新は10月31日(月)となります。
今年もいよいよあと2か月となりましたが、1日1日を大切に過ごしていきたいと思います。皆さんも良い週末をお過ごしくださいませ~