先週お伝えした文集を恥ずかしいながら公開させていただきます。明日から宮崎へ出張ですが、週末に学校関係の方が取りに来られるとの事でしたので、真夜中までかかってしまいましたが、自分なりに上手くまとめられたと思っています。
ほんと、恥ずかしいのであまり見ないでくださいね。でも公開します・・・
「夢のように」70周年を迎えるにあたり・・・
大和宏充
25年前、磯路小学校3年生の私が書いた作文の題名です。当時は「良い題名だなぁ」と先生にほめられたので今でも強烈に覚えているのですが、偶然に当時の作文集を大切に保管していて、幻の作文を久しぶりに読ませていただきました。
概略は21世紀、私が大人になって就職した場所は未来科学社という会社?で学者になったのですが、大きな病に侵されてしまいます。手術を実施したところ無事成功し、38歳にして有名な学者になり、最終は内閣総理大臣に任命され、夢が叶った所で夢から覚めてしまいます。締めくくりは
「僕は夢のように内閣総理大臣になって、国の為に役立つ人になりたいです」
この時世でもしその夢が現実になったとしたら、本当に大変な事だと思います。34歳になった私にとって、そんな夢があったのかと振り返る事で楽しませてもらいましたが、大きな夢を持てた事はそんな環境を磯路小学校が作ってくれたからではないでしょうか?
私達の子供時代は誰もが夢を持っている高度成長期でした。今は生活が豊かになりすぎたせいで大切な事を見落としてしまって、子供を狙った凶悪犯罪、企業倫理に反した偽装事件、昔であれば想像もつかない事件が多発しているのが、私達が住んでいる日本の現状です。私は内閣総理大臣になれませんでしたが、今父親の後を継ぎ、
どうして子供達が「夢」を持つべきなのかは、身近な大人が教えなければなりません。「夢」を持つ事で生きる力が沸いてきて、その可能性は計り知れないものになるでしょう。子供達が未来に希望を託す環境を作り出すには、魅力を感じる国づくりを家族・地域が矢面に立って取り組めるかにかかっています。国は地域の結集であり、地域は家族の結集です。磯路っ子の皆さんが「夢」を持ち続ける事が出来、多くの思い出を持ちながら、少しずつ大人の階段を上っていく為に私達に出来る事を、今後共継続して実施していきたいと願っています。