外廻り

１組目のお客様は外溝工事をご用命いただきました３０代男性のオーナーです。実は昨年の夏頃にご縁をいただいておりましたが、音楽活動家として活躍されておられる方ですので、お会いする機会も少なく、１１月下旬に再会し、打合せを進めてきました。

隣地の借家が解体され、境界がわかりにくくなったこともあり、今回外回りを整備して、徐々に出来る範囲で工事を進めていくことになり、下地処理とブロック積、フェンスの取り付けを実施いたしました。

外回り工事を当社が何処まで実施出来るか、最初は不安に感じていたのですが、お客様に喜んでいただけると勇気をもらえます。２期工事としてカーポート、サイクルポートの設置時期が近づいた段階でお声掛けをいただけるように、これからのお付き合いも深耕出来れば嬉しいですね。

外溝工事に木を使うとなると適材適所の樹種選定と腐りやすい環境を避けることが必要となります。では、木材が腐りやすい条件はどれでしょうか？

①水の中に沈める

②家の中に置く

③庭の石の上に置く

④庭の土の上に置く

正解は④の「庭の土の上に置く」です。木材を腐らせる腐朽菌は酸素、適度な温度、適度な水分がそろった環境で育ちますので、④の土の上が一番腐りやすい環境になります。ちなみに家を支える土台の下で支える束は、昔の工法でも石の上に置いていましたし、水の中に沈めておきますと、酸
素が不足することから腐朽菌が繁殖出来ません。

昔は貯木場も良く見かけましたが、最近は機械乾燥技術が向上しつつ、輸入材のウエイトも多くなっておりますので、木を水中でストックすることも減少傾向にあります。ただ、内装でも木材を有用して仕上げ材として使われる傾向は増えておりますので、皆さまの積極的な活用を期待いたします。

木材エコポイントも半年延長が決まりました。木材を有用したリフォームをお考えの方は是非共当社までご相談ください。