2010年12月09日

昨日、中之島公会堂で「木のまち 木のいえ リレーフォーラム」という公共建築物や住宅における木材の有効活用方法を、パネルディスカッション形式で開催されました。
内容は私にとっては聴きごたえのあり、とても有意義な時間を過ごさせてもらったのですが、最後の質疑応答の際に主婦の方から
「私の孫が通う学校の改修工事の影響で、孫が突発性の病気にかかりました。木を建築に使う事は体に良いというお話は理解出来たのですが、途中業界のお話の内容が複雑すぎて理解しづらかったんです。」
確かにそうでした。国産材を普及する為に、木材に関わっている様々な立場の方達が、その立場からお話をされている事を業界の人達が聞けば納得する部分はあります。しかし、本来お客様がお困りになられている問題を解決する為に、誰がどのような活動をしていけば良いのか、そんな議論はありませんでした。
会社を守る為には、利益をあげる事が目的とされています。でも、お客様の声に耳を傾け、それを実行出来るかどうかは、その言葉に共感した私にかかっているのではないか?という事に気付かされました。
討論を聴き、森の現状や社会情勢を知る事は大切な事です。それよりももっと大切な事は、抱えている問題を解決する為に自身がどう活動できるかどうかだと思うのです。
良い気付きをいただきましたので、今日もその使命を果たす為に様々な問題を解決していく努力を実施していきます。


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