報告

2010年10月22日

報告には良い情報・悪い情報があります。人は良く思われる為に「良い報告」が中心になりますよね。
仕事でも家庭でも、悪い報告は早くした方が良いですね。昨日もメーカーの営業マンが来店されて、届物を持ってきてくださったのですが、段ボールに入った包み紙のままで
「はい、どうぞ!」
と手渡しされましたので開けてみると、お客様に手渡しが出来るように中にキチンとした袋が入っているのをみて
「○○君、この袋は何?」
と伺うと
「袋です!」
・・・元気よく言われてしまったので、返す言葉がありませんでした。お歳暮を手配するとその数だけ袋が入っている事と同じ状況なのですが、その事に気付いていないのです。
私は怒る事なく、判りやすいように説明をしました。すると元気よく
「すいませんでした!!!」
と謝っておられましたが、この事を自ら上司に報告するようにもお願いしました。まずもって怒られるとは思いますが、その方の成長を考えますと、悪い報告を自ら実行する事が大切だと思ったからです。
決して私は出来た人間ではありませんが、人としての常識を教えられる機会は少なくなっているようにも思えます。「今どきの若い方は・・・」と言われる方もいらっしゃいますが、教えられていない事が原因だと思うのです。たとえ嫌がられたとしても、私は丁寧に伝えていこうと思っています。
その話を昼のミーティングの際にスタッフへ伝えますと、早速誤って手配してしまった商品がある事の報告を受けました。その後の対処法も考えて報告してくれたので、私はしっかりと受け止め
「前へ向いて処理していこう!」
と指示をさせてもらいました。起こってしまった事は仕方ありませんよね。その後の対処法が大切ですし、どんな事でも話が出来る環境を作り出すことが私の役目だとも感じていますし、悪い事を改善する事で、会社も人も大きくなれると信じております。
私もお客様に対しての活動の中で、良い事も悪い事も素直に伝えていく所存です。


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