吸震工法

2010年05月07日



ゴールデンウィーク前に当社近くにある木材市場の敷地内に、耐震補強工法のモデルハウスが完成披露されました。
大阪府木材連合会と京都大学が連携して開発した「吸震工法」です。耐震工事と言いますと、家全体の構造を見直す必要があり、どうしても高額になってしまう為、お客様の気持ちになると
「そんな高価な金額やったら、工事が出来ないなぁ・・・」
と考えられるお客様も多いと思います。大阪市もその為に、補助金を出したりされているのですが、思うようには進んでいないのが現状です。
この工法は、建物全体の工事も可能ですが、良く居る場所だけの一室補強工事も可能ですし、木材を活用する工法の為、環境にもやさしい工法と言えます。もちろん、1室だけなら、価格も抑えられます。
せっかく近くにモデルルームが出来たので、近隣に住まわれておられる方々の命を守る「シェルター」工法を普及させたい・・・休みの間もどうすれば地域の方々に知っていただけるか、ずっと考えておりましたが、
「この吸震工法で、迫り来る地震から人命を守ること」
という目標が明確ですので、広告媒体もある程度は活用させてもらいますが、自分の足で周りの皆様の協力をいただきながら勧めていく事を決意いたしました。これは誰にでも出来る事ではなく、材木屋である私達が勧めていかなければお客様に知ってもらえる事は無いと思います。
昨日、NHKのニュースで安藤忠雄先生が
「日本一、大阪をきれいな街にする!」
と言われ、ゴミ拾い活動を実施される事を知りました。今までサクラの木を3000本植えたり、中之島に噴水をつくったりされていた活動を広げられるとの事ですが、著名な方がそのような活動をしてくださると、同じ大阪人としては、心に火がついた想いと言いますか、熱いものを感じる事が出来ました。今、自分に出来る事、一生懸命に全うしなければいけませんね。
今朝はあいにくの雨スタートですが、気持ちはかなり晴れやかです。今日も沢山のお客様にお会いしながら、色々な対話を楽しみたいと思っています。


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