私はどんな時でも、人との対話の際にはお名前でお声掛けするように心掛けております。仕事上では「社長」や「先生」、「材木屋さん」というような地位や役職、業種等でお呼びする機会も多いとは思うのですが、「○○社長」「○○先生」と名前を入れてお話するだけでも、特に初対面の時などは雰囲気が和むような気がするのです。
昨日は寝室とピアノ室のクロス張替えをご用命いただきましたお客様宅にお伺いし、現場管理のスタッフと内装業者様をお名前でご紹介させていただきますと、お客様も
「○○さん、○○さん・・・」
と懸命に覚えようとしてくださいました。内装業者様がお客様と同じお名前でしたので、親近感を持って対話されている姿を拝見しておりますと、
{今日は間違いなく上手く現場が納まるだろうなぁ・・・}
と雰囲気でわかりました。私は最初の仕事上での引継ぎ点のみ伝達して現場を離れたのですが、２日を予定していた仕事量を、遅くまでかけて１日で工事を完了することが出来て
「明後日からはピアノのレッスンがあるから、１日でキレイにしてくれたおかげで、明日はゆっくり片付けが出来るわぁ・・・ありがとうございました！とってもキレイにしていただきました！！」
と喜びのお声をお聞かせいただけました。
これはお客様のご理解と施工側の懸命さが掛け合わさり、感動が生まれました。ハッキリとした目的を持ち、事前に計画をしっかり立てて、ゆとりある段取りを組み、施工当日に初めて会ったとしても、親しみを持ってお話が出来る環境作りをするのが私の仕事であり、これからもっとこうすればお客様も業者様も喜んでくださるのでは？？という課題も見つかりましたので、幸せの種をいただき、やはり私は幸せ者です。
この経験をドンドン広げて、私たちの心の中に「人のお役にたつ為のあり方」という自覚が生まれ、全員がステップアップしていけるように、相互理解の元、チーム一丸で頑張っていきたいです。
明日はグランフロント北側のホールにて、最新の住宅設備が展示されている会場に参画し、ご来場いただけるお客様との対話を楽しませていただきます。今日はしっかり準備をして、明日に備える活動を心掛けて頑張ります！
