おはようございます。昨日は肌寒い気温でしたが、太陽の日差しがまぶしくて、清々しい一日を過ごさせていただきました。今朝、自宅を出る時の気温は氷点下でしたが、寒さもひと時で、こうしている間にも桜の木は春に花を咲かせようと必死に頑張っています。
今日は『共生』というテーマですが、長田区の法人「三ツ星ベルト」さんが地域と取り組む共生活動について、昨日のテレビニュースで観させていただきました。
22年前の震災時、近隣で発生した火事をとめる為、地域の方と連携して、自社の貯水を利用して消火した経験を忘れないようにと、毎月会社内で防災活動を実施し、社内に消防グッズや消防車までご用意されたとのことでした。
『言うは易し行うは難し』ですよね。実際、当社においても、いざという時に地域と連携して、様々な活動を実施していく想いはあっても、どのように地域に貢献するのか?は具体的に示されていないのが現状です。
思い当たる場面とすれば、
☆敷地がありますので、防災時には休憩所として利用していただく
☆寒い日には焚き火用の木材を提供する
☆改修が必要となる住宅においては、応急用として木材を提供する
☆フォークリフトやクレーンを使って、高所での運搬作業に役立てる
等がすぐに対応できることでしょうが、それに対するマニュアル作りや地域自治会との連携などは現時点では話し合えていないのが現状です。
いざという時、冷静に対応する為には、日頃からの意識付けや地域との連携が不可欠です。企業の在り方について、大いに考えさせられる取り組みを拝見させていただき、大きな刺激をいただきました。
些細なことでも実行することは容易なことではありません。自分の身を守るという母性本能が働く中で、いかに社会と連携して、大きな天災と向き合っていくのか?は、日頃からの準備と意識付けが大切だと思います。
どんな時も、人の役に立つことを喜びに感じられるような活動をしていきたいですね。今日も寒い朝を迎えていますが、元気よく過ごしていきましょう!