健康・快適・省エネリフォーム　～中古住宅～

おはようございます。昨日は風が冷たい一日でしたね。今日は「中古住宅」についてお話ししていきます。

内閣府が２０１５年１０月に調査した「住生活に関する世論調査」で「新築住宅か中古住宅」の問いに対し、「中古」との回答が９．９％（６．５ポイント増）、「新築」との回答が７３％（９．２ポイント減）となりました。

「所有するなら中古が良いと思う理由」の問いに対し、

「住みたい場所に住宅を購入するためには、中古住宅の価格の方が手に届きやすいから」が６１％で最多でした。

この結果は日本人の住宅常識がまだ新築よりといった結果ではありますが、徐々に変わり始めているのは確かです。私は「中古住宅」という表現が苦手なので、「既存住宅」というようにしているのですが、昭和５６年６月以降の住宅であれば今の耐震最低基準を満たしているので、リフォームやメンテナンスを行っている住宅なら安心して購入できることは法律で守られているはずです。

では、「既存住宅流通」を進めるためには、どんな課題があるのか？は明日、引き続きお話ししていきたいと思います。