住宅の色彩・照明について　〜音の問題〜

おはようございます。昨日は夕立にありましたが、濡れずに帰ることができました。雲一つ見ても夏を感じられ、四季を楽しめる日本の気候は本当に趣があるものですね。

今日は昨日ご紹介したリフォームするきっかけとなる悩みの解決策について、順に解説していきたいと思います。

まず、音の問題がありましたね。

マンションの場合、構造の影響もありますが、仕上げ材などに遮音建材を使うと音は軽減されます。もちろん、床などは下階に音が響かぬよう、遮音性能を満たした建材を使用することが管理協定で義務付けられていますが、壁は普通の仕上げを施しているケースがほとんどですので、リフォームの場合、解体した後にどんな下地になっているのかをしっかり確認した方が良いと思います。

戸建の場合ですが、２階の足音がよく響くという話も聞いたことがあります。床の下地に専用の石膏ボード（吉野石膏でいう商品名は『サウンドカット』です）を敷き詰めて、音を軽減させる方法がありますよ。

あとは窓からの音漏れが多く聞かれますので、既存の内側に設置する内窓（YKK　『プラマード』）を設置することで、外部の音は軽減されます。

隣地との音の問題もありますが、最近ではシアター室を設けて、音が綺麗に聞こえる部屋を作りたいというご要望も伺います。

こうした場合は、ショールームで体験が出来る部屋を用意しておられますので、是非に足を運んで実際の耳で確認して欲しいと思います。（パナソニックのグランフロント大阪ショールームでは予約にて、音響体験が実施されています）

どんな悩みことでも、事前の調査やショールームでの体感で解決できることが多いものですよ。今日も元気良く頑張りましょう！