おはようございます。代表の大和です。今日は昨日に引き続き、工務店さんのお話を続けていきたいと思います。
私が子供の頃は多くの工務店さんが当社に木材を発注して下さり、現場も高度成長期でしたので、現場への配達頻度も多かったことを覚えています。朝6時に会社を出発して、満載の木材を現場へ搬入した経験もあります。
その時の印象ですが、大工さんを含め、一生懸命に現場での仕事を楽しんでおられました。しっかり朝から働いて、10時になれば休憩し、昼時には昼寝をするも、今日決めた作業工程まではきっちり終わらせる責任感の強い棟梁達に私達は支えられてきました。
その中でも、私が特にこの人の為ならと思えた棟梁がいらっしゃいます。4年前、67歳でこの世を去られたのですが、その方と出会い、私は現場がとても大事なんだと様々な角度から教わることが出来ました。闘病中にも関わらず現場が動いている時には私に電話をして下さり、現場がスムーズに進むようにと様々な配慮をして下さり、電話ごしに
「ヒロくん、ありがとな」
と言ってくださった最後の言葉が忘れられません。
過去に建てられた住宅は全て今の建築基準法の規定に満たされていない(既存不適格住宅といいます)というだけで、悪い住宅だと判断するのは間違っていると思います。このお話は「住宅診断」というカテゴリーでしっかり話こんでいきたいと思っております。
要するに、今でも活躍されておられる工務店さんは「家作りのスペシャリスト」なんです。その企業を多く知っているのが私達「材木店」です!
続きはまた明日・・・
〜住空間を気兼ねなく相談出来る施工業者と、良きご縁がありますように〜
大阪市・奈良県生駒市で まちと木材と共に歩む 大和木材株式会社