ホームインスペクションの必要性 ~日本の既存住宅流通の状況~

2016年07月07日

おはようございます。昨日からメーカーの新商品発表会が開催され、現場巡回の途中で寄せていただきました。スタッフにも立ち寄ってもらい、新商品の勉強をしてもらったのですが、日々進化している住設建材商品を学ぶ機会を与えてもらえてありがたいです。

 

今日は『日本の既存住宅流通の状況』についてお話ししていきます。

 

現在、日本には6,063万戸の住宅が実在しておりますが、総世帯数は5,557万世帯で住宅の総数が世帯数を上回っております。

 

それでも、年間100万戸近くの新築住宅が施工されており、世帯数は人口減少に伴い減少傾向にありますので、空き家は820万戸(13.5%)となっております

 

 

ただ、この空き家の中には老朽化した住宅も含まれていて放置されている状況もあり、地域もバラバラではありますが、数値的に見ても住宅が余っているのが現状です。

 

手を加えれば再生できる住宅も多くある中で、新築が安心、安全という理由だけで既存住宅が流通しないという風習があるのも事実です。

 

インスペクションにより、住宅の状況を正確に判断し、キチンと手を加えれば再生することは可能ですし、購入価格を抑えられて希望の場所に住めるメリットもありますので、これからはこの市場を拡大させるべく、政府や自治体も様々な工夫を凝らし、推進していく傾向にあります。

 

明日は『中古住宅の資産価値』について、少し掘り下げてお話ししていきますね。

 

今日も天気が良さそうですので、暑さに気を付けて頑張りましょう!

 

 

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※参考文献  NPO法人 日本ホームインスペクターズ協会  「公認ホームインスペクター 資格試験テキスト」

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