おはようございます。昨日は久しぶりに事務所に居座り、事務仕事が出来ました。たまには事務所に居て気持ちを落ち着けることも大切ですよね~。今日からは外回りしていきますが、週に1度は腰を据えて整理する時間を持ちたいものです。
今日からは「インスペクションの実例 ~床下調査編~」をご紹介していきます。
昨年、初めてインスペクションの調査現場に立ち会った時の写真です
この日は生憎の雨模様だったのですが、雨だったお蔭で床下や外回りの診断でわかったことがありました。それは「①隣地 雨樋からの被害」と「②基礎部分の水漏れ」です。
①については写真を掲載出来ませんが、状況としては隣地の家の雨樋に草木の葉等が詰まっていて、外にオーバーフローしているのを目視で確認することが出来ました。この雨水が調査対象の住宅の壁にかかっている状況が続き、壁面の塗装を傷めているだけでなく、基礎の内側部分にも漏水をもたらしていることが判明いたしました。
これは現場で雨が降っていなければわからなかったことですし、調査対象の周囲の状況にも目を配らすことが必要なのだと教わった貴重な体験でした。
この状況につきましても、調査報告対象となりましたので、調査員は写真と状況を報告されておられました。参考までに床下の状況について、資料をつけさせてもらいましたのでご確認ください。
全ての調査報告書は40ページから構成されていて、添付書類はほんの一部に過ぎません。既存住宅購入の一助となるだけでなく、メンテナンスを行っていないお住まいの住宅がどんな状況なのかを知りたいというお客様にも効果があると思います。
明日は「インスペクションの実例 ~天井裏 編~」についてお話ししていきますね。今日も元気よく頑張りましょう!!