ホームインスペクションの必要性 ~インスペクターの仕事内容~

2016年07月13日

おはようございます。昨日の午前中はしっかり雨が降っていて、現場での仕事はしづらい状況でしたが、夕方には晴れてくれたので、気持ちも晴れやかになりました。現場では蒸し暑い中での仕事ですが、エアコンのきき過ぎには気をつけたいものです。

 

今日は『インスペクターの仕事内容』についてお話ししていきます。

 

先般もお伝えした通り、「ホームインスペクション」は病院でいうところの「健康診断」、つまり一次診断ですから、居住者などが普通に見ることが出来る屋外・屋内に加え、点検口から覗いて見える範囲の床下、天井裏、小屋裏などを基本的な診断範囲としてチェックしていきます。

 

この診断結果を報告書にまとめ、依頼者に手渡せば診断官僚ですが、ほとんどの場合、無人の家屋に一人だけで出向いて、こういった調査をするわけではありません。

 

ホームインスペクションは既存住宅の購入を検討中の消費者からのご依頼を受け、まだ依頼者が買っていない住宅を調査することが多いので、現地には依頼者と一緒に出向くのが基本です。

 

ただ、売主様の了承をいただかないと実施出来ないので、売主様や不動産仲介業者等、関係者の方と出向くことも多くあります。

 

一人の調査でしっかり調査すると半日以上かかる場合もありますので、待ち時間が生じる旨をあらかじめ伝達して実施していきます。特に床下や小屋裏を潜るオプションが発生した場合、もっと時間がかかる場合がありますので、事前の説明が重要ですね。診断当日の流れをまとめますと

 

①診断対象住宅にて依頼者と合流

 

②診断に立ち会う関係者と挨拶

 

③依頼者に診断業務の流れと調査方法を説明

 

④診断道具の準備・診断の実施

 

⑤依頼者への診断結果の解説(まとめ)

 

⑥診断終了、後日早々に結果報告書を作成、提出

 

という流れです。家が広くなればなるほど見る箇所も増えていきますので、今までの現場での経験が問われます。『資産価値のある既存住宅を流通させたい』と強く思う私達にとってはやりがいのある仕事なんです。

 

明日も引き続きホームインスペクションの仕事内容についてお話ししていきますね。今日も一日元気よく頑張りましょう!

 

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※参考文献  NPO法人 日本ホームインスペクターズ協会  「公認ホームインスペクター 資格試験テキスト」

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