ゴミ拾い

2008年03月17日

毎朝だと思われますが、ゆっくりと駅に向かう中年の男性に出会う機会があります。
その男性は60歳を超えて、少し背中が丸くなっているのが印象的ですが、何故いつもゆっくり歩いているのかと思っていたら、レジ袋を持ってゴミを拾いながら歩いておられるのです・・・
そうされているのにも関わらず、歩道横にあるコンビニでは車で大きなゴミを持ち込んで、ドサッと分別もせずにゴミ箱に捨てている人もいます。同時にこのような光景を見ると、これからの未来はどうなるのだろうと真剣に考えさせられます。
私も会社周囲の清掃を実施していますが、目の前でゴミを捨てる人もいます。その人に向かって
「ゴミを捨てないで!!!」
と言ったところで、果たしてゴミを捨てなくなってくれるのでしょうか?
答えはNOだと思います。しかもゴミを捨てる人に対して、そんな感情を抱いてもいけないと思います。
中年の男性を見ていて、自分の行動を思い起こしてみると、私が学生の頃、煙草を吸っては道端に捨てていた時期がありました。若気の至り?で許される事でもありません。以前私も同じような行為を行っていて、年月が経ち、沢山の経験をして気付いた事なんですね。
なので、私が過去に犯した罪滅ぼしを実施しているのだと考えています。たぶん消えはしないでしょうが、自分の為に実施して、その行為に対し、一人でも多くの方に共感してもらえたらこんな幸せな事は無いと考えます。
一人の行動でこんな気付きがあるのですね。いかに自分の行動が大事かを気付かせてくれた男性に感謝です。


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