義理

2011年09月21日

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昨日、私が大変お世話になっている社長夫人がお支払いの為に、わざわざ雨の中当社にお見えになられて、写真の梅を私達にくださいました。私はちょうど出掛けていたのですが、特に私達が何かをした訳ではなく、
「社長によろしくお伝えください!」
と一言添えてお帰りになられたと報告を受けております。そのご夫人の心遣いにいつも感動してばかりなのですが、私なりに奥様の気持ちは十分に受け取らせてもらったつもりですので、感謝の気持ちを手紙に込めてお伝えしようと思っております。
昨日来店されたとある社長が私の顔を見るなり
「今、厳しいでしょう!!!」
と一言投げかけてくださいました。内装業を営んでおられるのですが、最近価格交渉のお話ばかりが続いておられるそうで、取引先のお客様からも
「義理人情の時代ではなく、今は価格やで!!」
と厳しいお言葉を受けておられるそうです。どの職種も大変な想いをされておられるのは良くわかりますが、私は「義理」が商人にとって欠かす事の出来ない生き方であると確信し続けております。
辞書で「義理」とは
「社会生活を営む上で、人として守るべき正しい道筋。道義上または立場上、他人に対して果たさなくてはならないつとめ。」
と記されております。もし私がこのあり方を捨てて、とにかくお金儲けだけ出来れば良いと思ったとしたら、商売は辞めるべきだと常に思い続けております。「売り手よし、買い手よし、世間よし」3方良しの言葉は有名ですが、私も6年会社の代表として様々な方を見てきましたので、事ある毎に「義理」を持ち続けることの重要性を感じております。
天災が続くこんな時代だからこそ、人として守るべき正しい道筋を問い続けて、一致団結すべき時なのでしょうね。会社の長として、この部分だけは常にスタッフに訴え続けて、今まで通り全うに商いをしていく想いです。


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