新しい家づくりの考え方 ~家づくりの原点とは?~

2016年11月16日

おはようございます。今朝はまぶしい日差しが私を照らしてくれていて、とても気持ちが良いです。当社の事務所入り口は東南に向いていまして、都会でありながら朝の光がビルに遮られることなく事務所内に注がれて、生きている実感が沸き上がります。

 

今朝、経済新聞を読んでいたら、住宅記事で目に止まった記事がありました。

 

『ネットで戸建て注文』

『内外装1万通り超』

 

どういうこと??と思ったのですが、内容は打合せの手間を省きたい注文住宅購入希望者に対し、1万以上の組み合わせからネット経由で選定してもらい、その代わり、2~3割程価格を安くするといった内容でした。

 

『好みを反映した家は欲しいが、手間は減らしたい』

 

という消費者を取り込みたいことが目的だそうです。

 

確かにそんな需要もあるのでしょうし、住宅を購入される方が自ら仕様を選定される訳ですから、言い間違い、聞き間違い等のミスは防げることにつながるでしょう。

 

でも、そのような住宅で、私が今感じているような太陽の温かさを感じられる住宅になるのでしょうか?

 

以前ご紹介した『新しい家づくりの教科書』の表紙にも

 

 

『大事ことは目に見えない。家づくりは「見えないこと」が大事です』

 

 

と書かれています。休日は家にいたくなったり、平日はちょっと早く帰りたくなる。手間をかけてご飯を作りたくなったり、家族が思い思いにそれぞれの時間をくつろぐ・・・そのような住宅は、人の時を思える工務店と一緒になって、家づくりを手掛けなければ実現しない空間だと信じています。

 

今、技術革新等、すざましい勢いで変化を求められている世の中だと思います。そんな世でも人との触れ合える喜び、生きがいは変わることのない普遍的でかつ、人がいつの時代も求め続けているものだと思います。

 

だからこそ、木の温もり、自然のありがたさを感じられる住宅を手掛けていきたいんです。

 

 

今日は少し話が逸れてしまいましたが、記事を見て基本に立ち返れたように思えましたので、私の想いを語ってしまいました。それにしても、家づくりが商品化され、どんどん簡略化されていくのは寂しい現実です。

 

明日は『高性能エコハウスに欠かせない2つのもの』についてお話ししていきます。今日も明るく元気よく頑張りましょう!!

 

※参考文献 新建新聞社 「新しい家づくりの教科書」より 内容を抜粋しながら、自身の意見を取り入れております
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