愛着

2015年02月20日

昨日、大阪府主催の『木づかいネットワークサポーター』セミナーに参加し、波除学園の園長先生による施工事例発表をお伺いしてきました。

私は子育て現場での大変さを少ししかわかっていませんが、園長先生が

『子育てと木質化は手間がかかるけれど、それだけ愛情を注ぐものなので、愛着が湧くんです。』

とおっしゃっておられた言葉が印象的でした。多目的に様々な方が使用される一室の木質化は、オーナーが思うような使い方をしてもらえないのがほとんどで、メンテナンスの手間等を考えますと、ビニールで出来た床材を施工した方が見た目が長持ちするかもしれません。

でも、園長先生がおっしゃった通り、幼少の頃から本物の木に触れ、大きな愛情をもって保育される現場には、本能的なものに訴えかけられる最良の方法ではないかと思うのです。本来の素材の良さを知りにくい現代社会だからこそ、教育現場での木質化は必要不可欠だと改めて感じました。

昨日の水泳教室が終わった後、私の泳ぎを見たご年配の女性が

『小さい頃に習ったものは、年数が空いても体で憶えているものよ!』

と教えてくださいました。幼少から水泳を習えた環境に感謝しながらも今朝は筋肉痛で動きがぎごちないですが、昨日も沢山の気付きをいただけた良い1日でした。

今日は耐震補強でお世話になったオーナー様へ訪問し、現況を確認しながらお困り毎を伺って参ります。張り切って頑張ります!


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