保守

2012年02月29日

昨日はお昼からお住まいの住居や店舗改修のご相談など、久しぶりに現場廻りを実施する事が出来ました。
普段は何気なく生活していても、
「何かお困りの事はございませんか?」
と伺いますと、様々な疑問を打ち明けてくださいます。もちろん、その場で解決出来る事もあれば、取引会社様に確認しながらお答えする事もありますが、保守点検の重要性を示唆されている建築業者様は、私の周りでも少ないのが現状です。
当社近隣にお住まいのお客様はエアコンの効き具合や給湯器のお湯はり設定の方法など、あらゆるお悩み事を打ち明けてくださいました。
「忙しい中、聞いてくれて、ありがとう!」
と何度も御礼を言って下さり、少し恥ずかしく思う程、感謝の想いを言葉で伝えて下さったのです。
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夕方にお伺いした店舗の庇部分の写真ですが、屋根に溜まった水を逃がすように施工されていない為に、内側に水がまわってしまい、仕上げ材が剥離して下地の木材がむき出しになっていました。天井には負荷のかかるプランターが沢山並べてあり、落葉が吐水口を塞いでいるので、とても危険な状況です。どんどん進行して素材が道路に落ちないか懸念されますが、施工された会社がメンテナンスを怠っている事に強い憤りを感じました。
しつこい勧誘で悩まれたり、修理を何処に依頼すれば良いかわからない、早急にメンテナンス対応が必要なのに、危険な状況を認識出来ず放置している方も沢山いらっしゃると思います。それは、作り手側が責任を持ってメンテナンスしていく必要性をお客様にご理解頂けるような活動を継続していないのが大きな要因でしょうね。
私自身も工務店様に商品を販売する立場で活動してきましたので、大きな事を言える立場でもありませんが、お客様の声を聞く度に、その重要性をずっと感じておりますので、私達に出来る事を少しずつでも実施していこうと決めて、保守点検活動を続けていく所存です。
今朝は雨スタートですが、今日も生き甲斐を感じながら前向きに活動していきます!


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