ホームインスペクションの必要性 〜第三者性〜

2016年07月15日

おはようございます。昨日の天気も降ったり止んだりで不安定な天気でしたが、私は雨にあたりませんでした・・・何故でしょうね??

 

今日は『ホームインスペクターの第三者性』についてお話していきます。

 

今週の記事からの繰り返しとなりますが、ホームインスペクションの目的とは

 

『依頼者に住宅の現状を正しく理解してもらい、売買契約を結ぶ前の判断材料の一つとしてもらうこと

 

にあります。事実に反した報告を行わない中立性、第三者性は欠かすことが出来ません。

 

 

例えば、知り合いの不動産業者、または売主から

 

「どうしてもこの住宅を売りたいので、この不具合はなかったことにして欲しい」

 

と頼まれても、ホームインスペクターは応じてはいけません。依頼者の信頼を損なってしまえば、この職業は成り立ちません。

 

 

どんな仕事でも事実をそのままお伝えすることは、社会人としての大前提でもあります。悪徳業者は、建築が消費者に理解しにくい作業であることを利用して、不安をあおったり、事実を隠蔽したりして、施工を繰り返してきた為に、業界全体が不信の目で見られてしまいがちです。

 

私も作業着を着てご近隣挨拶をしていて、売込み業者として判断された経験を重ねています。どう思われても仕方のない時代ですが、私達とお知り合いになれた方々とは、安心して暮らしていただける住まいを守れる役割を果たしていきたいです。

 

 

住宅診断については、中立性、第三者性を大切に仕事全体では透明性、責任ある活動を付け加えて、これからもお客様としっかり向き合っていきたいと思います。

 

 

今週末も無事に迎えることが出来ました。来週月曜日は「海の日」で祝日の為、更新は19日火曜日となります。皆様、良い連休をお過ごしくださいませ。

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※参考文献  NPO法人 日本ホームインスペクターズ協会  「公認ホームインスペクター 資格試験テキスト」

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