おはようございます。昨日は昨年末にリフォームのお引渡しさせていただきましたマンションのオーナー様宅にお邪魔し、半年点検作業に伺って参りました。今でも変わらずキレイにお使いいただき、快適な暮らしのエピソード等、喜びの声を直接お聞かせいただけることは本当に幸せなことですね。暮らしに携わる業種で仕事が出来て、改めて嬉しく思いました!
今日はキッチン選定の最終項目となります『⑩メンテナンス』についてお話ししていきます。
メンテナンスですが、最近のキッチンはよっぽどの事がない限り、修理を必要とする案件は出てきません。ご年配のお客様で、『コンロに火がつかない』とお問合せをいただき、正面にある乾電池を交換させてもらったり、シンク下にある浄水器のカートリッジが交換できないということでお伺いしたりする位で、後はコンロや食洗器の修理や交換のお問い合わせがほとんどです。
ですので、どのメーカー様を選定されても大きな問題はないかと思いますが、私がお勧めしたいのは、『キッチンメーカーの専任職人による組立施工』です。
これは見積時や工事請負契約の際に、以下のように質問していただくことが重要です。
『キッチンを施工される職人さんは、メーカーの研修を受けられている方でしょうか?』
この質問は、業界事情を詳しく知っている方でないと、質問されない項目です。キッチンなら誰が組み立てても一緒!と思われがちなのですが、各メーカーによって、商品の納め方が大きく異なる為、メーカーが推奨する施工店研修に参加し、資格をもっておられる方が施工しないと、メンテナンス時に受付してもらえないメーカーもあります。
昔の流し台形式で、箱を並べるだけの施工であれば、どの職種が担当しても問題はなかったのですが、今は仕様が複雑になっているが故に、この研修制度はメーカーの品質を維持、向上させるためにも必要不可欠な要素です。
キッチンリフォームを検討されているお客様は、必ずこの質問を問いかけるようにしてくださいね。
明日は6月最終日となりますので、6月度『商品選定』のまとめ話をしていきます。今日が皆さんにとって良い一日でありますように!